もしかしたら、原発より怖い日本の人口減少

2007年の都道府県別総人口のデーターを見ましたが、100万人以下の人口の県が7県・・・今はもっと増えているのかも・・・

しかも、これから毎年日本の人口は100万人ずつくらい減少していくらしい・・・

今、中国やロシヤ・韓国と領土問題でもめているのですが、人口減少が進むと自衛隊はおろか警察でさえ十分な人材を確保出来なくなるのでは・・・

それだけに関わらず、電車・バスなどの交通機関などのインフラ関係はもちろんのこと、
あらゆる分野で大きな影響が出ると考えざるを得ません・・・

そのような時期に私はこの世にいないかも知れませんが・・・

私の子供達や孫の世代がどんな環境におかれるのかほんとに心配する次第です・・・

若い人達も今の生活を楽しむだけでなく、少し将来を真剣に考えて欲しいと思いますが・・・

先日、地下鉄の電車の中で、友達同士で給与の話をしているのをそれとはなく、聞くことが出来ましたが、男性で28歳前後、手取り16万円程度・・・

知人の二十歳になる女性は税込み15万円程度、手取り約10万円・・・自分の彼氏も28歳で手取りは16万円程度、結婚したいが生活が成り立たないとのこと・・・

イヤーほんと聞いててこれはではどうしようもない、何が原因なのか・・・

これでは人口が減少するのは無理も無いことや・・・

しかし、経営者としてひとつ言いたいことがあります・・・

自分の将来について、目標を持たず、日々を漠然と過ごしている若い人たちが非常に多いように感じます・・・

私達60代以上の年齢の人たちの多くは自分の仕事を真剣に死に物狂いで覚え、プロを目指す努力を重ねました・・・

建設業で、左官職の人たちは5年間は満足な給与もなく、住み込みの丁稚奉公をして仕事を覚えていたことを思い出します・・・

私の会社でももっと若い人が欲しいのですが、なぜ人の三倍でも努力をして、少しでも早くプロの力を身につけようとしないのかと不思議に思う時があります・・・

技能職は若くても能力があれば、当然給与もそれを評価してあげることが出来ます・・・

要は一度は死に物狂いになって自分の能力を高める努力をして欲しいということです・・・

中途半端な能力ではいつまでたってもうだつが上がらず、当然自分の給与が低いのは仕方の無いことでしょう・・・

若い人達を見てて人間性がほんとに軽いなーと感じるのは、給与が安くてもほんとに困る意識が薄いせいかもね・・・

昔の諺にもありますが、石の上にも三年・・・何事にも最低は三年間以上の継続して努力が必要と言う意味です・・・

転職を促す人材派遣会社の思惑にはまって、ころころ転職をしている人たちが多くいるようですが、大多数の人間の能力はそんなに優れてはいません・・・

自分をしっかりと見つめ直して、人に高く買ってもらえる能力を身につけることが大切・・・