新年明けましておめでとうございます。
皆さま新年明けましておめでとうございます。
おかげさまで弊社は今年で創業50年目を迎えます。
また、今年は阪神淡路大震災から30年目、いつの間にか震災の年に生まれた子供が30歳、凄く永い時間にも思えますし、あっという間に過ぎたとも思える年数です。
震災当日から電気設備の復旧工事に社員と共に日夜奔走、3か月ほど休みなし、でも社員のみなさんは誰も不満の言葉も言わず必死で仕事に取り組みをしてくれましたね。
その時、人間て明確な目標があればどんな時でも死に物狂いで頑張れるもんやと知りました。
30年前ですが、災害復旧が少し落ち着いたその年の6月に、社員全員を香港旅行に連れて行きましたが、目的は沈み切った心を、海外から神戸を見させて平和な世界から見たら
世の中は悲劇だけでなく、世界は動いているのだと言う事を知ってもらい、明日への活力を出させてやりたい、そういう思いで実施、しかし、取引先の方々からはこんな事態の時に
海外旅行をするなんてふざけているのかと、取引を中止するとも言われたのですが、思い切って実施しました。
人は前を向いて生きないといけない、30年後の今もその時の考え方は間違いなかったと思っています。
さて、時代は変わり、昨夜タクシーに乗って高齢運転手の方のお話、コロナ以後客が減り、物価は上がり、生活が大変、また労基法で決められた時間が来るとタクシのメーターを止めら
れてしまうので、仕事を続けたくても出来ない、ほんとはもう少し稼ぎたいのに今の変な労基法で我々の収入が減り、生活を苦しくさせられているのはおかしい、そう言われました。
みなさんは労基法はどこの誰が作っているかご存知ですか、厚生労働省労働基準関係研究会と言う組織で決めているようですが、東京大学大学院教授、こういう有識者と言う人を座長に
して議論されているようですが、ま、いわば金儲けをした事の無い学者の人たち、様々な業界を知らない人達が、人間は金時飴と同じように能力、知識、体力など全て平等な人間ばかり
やと考えて法律を作るのですから規制が矛盾してるのは当たり前、我々下々の仕事や生活事情など知る由もない。
行政の方々も自分の責任転嫁出来る偉い人たちを盾にして労働基準法を作ることに頑張っているようです。
人口減少、高齢化、出生率減少、労働人口減少、それで働かず遊べ、厳しい労働規制、税金を沢山納めなさい、なんかおかしいですよね。
こんな行政の仕組み、何とか出来ないものですかね、国会議員の皆さん、ほんと多くの国民は救われませんよね。