自然災害避難対策
弊社には本社以外に兵庫県加古郡稲美町に稲美工場があります。
制御盤や高圧受電盤の製作及び製品の立ち合い試験を行う工場です。
今年はこの工場を自然災害発生時に社員や従業員が利用出来る避難場所としても活用出来るようにしたいと考えています。
つまり、非常時に社員や従業員とその家族のみなさんに緊急的に必要な食料や水を備蓄する場所としても活用する計画をしています。
阪神淡路大震災を体験して、地震災害の怖さを嫌というほど思い知った私ですが、幸いにも今日まで大きな災害に会わずに来れて幸せという他ありません。
しかし、いつも頭の片隅には神戸市内で見た避難場所の悲惨な様子がこびりついており、片時もそれを忘れたことはありません。
災害が起きれば行政に頼ればと、しかし公務員の皆さん自身もご家族を抱えているので災害時の対応にも当然限度がありますよね。
「忘れたころに」、この言葉は死語ではなく、注意すべき言葉、何だか最近そろそろと言う怖さを覚えるようになつて来ました。
そう言う準備をするのも社員や従業員、そのご家族を抱えている経営者の役目かも、少なくとも年内には非常食や飲料水に関しては準備の対策を講じるつもりです。
円安、物価高、人手不足、労基対策、ヘレンケラ―の如く大変な経営者ではありますが、給料や賞与以外に、こういう事も福利厚生として考えるのは経営者の役目、責任かも。
勘弁してよと思いながら、おじさんはいろんなことを心配する性格・・・苦笑
ところで、当然食品保管のためには保冷庫なども必要になりますよね、それに電力を消費することになりますから、以前本社に設置していた太陽光発電設備、取り外して保管をして
いましたが、SDGs、この際その太陽光発電設備にもう一度お勤めしてもらうことに致しました。
少しでも経費の負担は少なくしたいと思うのは当然で、幸い自社で太陽光発電設備の設置工事や申請業務も出来ますから、実施に向けて具体的な取り組みを進めています。