勇み足

俗にいう「勇み足」悪気はないのですが、思いが強すぎて・・・苦笑

経営者や管理職のみなさん、社員や従業員に なんとか良くしてあげたい、良くなって欲しい、このような考え方をお持ちの方はずいぶん多いいかと思います・・・

私もつい、そのような要望を様々な方法で伝えることがあり、あれで良かったのかなーと、つい考える事が多々あります・・・

経営者と言うのは必ず自分の約束を守らないといけないと言う責任感が強いもので、かなりせっかちです・・・

今の時代は、強引にこうしろと言う事が出来ない社会状況にあり、こうして欲しいと思うことを柔らかい言葉やメールで要望を伝える事になりがちです・・・

しかし、メールは所詮十分に心がこもらず、後から文章を読み、表現方法を反省したりすることもよくあります・・・

リアルが一番ですが、昔のように適度に飲食をしながら話し合いをすることも出来ず、難しい時代になったものだと思う次第です・・・

その上、経営者は厳しい労働規制、そして厳しい社会環境、厳しい経済状況、人手不足などの条件を精一杯努力して業績をクリアーすることが求められます・・・

例えば上場企業の経営者、確かにステータスは得られますが、株主に対して業績の結果を出さなければいけませんから、24時間365日息をつく間もないほど問題に対して悩みながらリーダーシップを取られています・・・

毎年株主総会で信任を問うことも、また、公人として多数の人々から監視されることに・・・

多分、急激な時代の変化に対する悩みは経営者の立場に立たないとその厳しさはわからないと思います・・・

私の会社は小規模企業ですが、私はいつも働く社員、従業員のみなさんに対する生活の保障、仕事の保障、これに対してはほんとに責任を感じます・・・

それゆえ、こうしたら、ああしたら、こうしてもらえないかといい続けることになります・・・

経営者やリーダになれるひとはある意味限られているようです・・・

条件は、お客様を大切に社会貢献を大切に、常に前向き、チャレンジ、継続、ひとに対する気遣い、あらゆるルールを守る、責任感が強い、礼儀、マナー、良いイメージを大切に、人付き合いを大切に、信用と信頼を大切に、社員、従業員、家族を大切に、感謝の心を大切に、文字にすれば限りなく他者を大切にする心を求められます・・・

考えれば息が詰まりそうですが、それに自然体で取り組みをしながら自分の夢をやりがいを追う事が出来る人でないと経営者には向かないと言えますね・・・

ただし、当然ですがあくまで理想の条件です。

そのため、ストレスが半端なく、それを思わぬ形で発散してしまい、情報社会であるがゆえにマスコミに叩かれ有能な経営者や多くの知名人が第一線を退くことも多々起きているのが実情・・・

要は常にそうありたいと思う心が強すぎて、大概の経営者や知名人は「勇み足」の状態を作ることになると言う事です・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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