会社廃業に伴う太陽光発電設備の名義変更
この度40年近くお取引を頂いていたある企業様の廃業に関し、太陽光発電設備の名義変更のお手伝いをさせて頂いているのですが、様々な問題が生じ、悪戦苦闘・・・
いざとなって初めてわかる資産の管理不十分さが法的なルールの大きな障害に、また、お客様が高齢者という事情もあり、種々のややこしい法的条件を理解出来ない事もあります・・・
特に問題は、なんでもネットで処理を要求されるに至っては、高齢者がパソコンを操作することさえ出来ず、代わりに弊社の担当者が行政とも協議
して対応している状態・・・
もちろん、税理士さんのご協力も重要です・・・
思うに、今後はこのように太陽光発電設備などの補助金を得た施設の相続などの問題が多発する事態が想定されます・・・
本件に関しては弊社の担当者がほぼ問題対応の出来るように進めてくれていますが、国の行政ももう少し簡易的に処理を出来るように法の改正なども行うことが必要だと言えます・・・
法令をよく理解し、それに適応する知識や知恵、当事者であるお客様の不安を考えれば何とかしてあげたいと思うのは当然ですが、こんなに難しいとは、改めて資産処分で税金を活用した物件に対する対応の難しさを知ることになりました・・・
全国で同じような問題はたくさん起きている事と思います・・・
これも少子高齢化が起こす日本の問題なのでしょう、他人事ではありませんね・・・