電気エネルギーの必然性・・・
今回の北海道地震で改めて知ることになったと思いますが、電気というエネルギーの必然性・・・
普段私も含めて、ほとんどの国民が電気は空気のような存在で、十二分に安定供給されていると信じています・・・
しかし、電気を作り配電し、供給する側にはあらゆる苦労が伴っています・・・
「黒部の太陽」水力発電で賄える時代は過ぎてしまい、全ての環境に電気のエネルギーを必要とする今の時代は安定供給するコントロールが非常に難しくなっているのです・・・
日本は国土を二部して、50Hzと60Hzという周波数で電力を使用している国で双方の融通がとても難しい・・・
また、設備をベストの状態にコントロールす
るのも非常に難しいものです・・・
特に老朽設備を保守管理するのは至難の業、本来、設備は故障するものなのです・・・
弊社も太陽光発電設備を有していますが、今日は雨、発電量はほぼゼロ・・・
快晴になれば一挙に発電を開始、午後3時を過ぎれば夕闇のように発電量はゼロに・・・
不安定そのものを補う発電設備が無ければ文明社会は成り立ちません・・・
なにか事態が起きれば安易に電力会社を非難するだけの有識者、メディアにはほとほとうんざり・・・
これだけ、地球温暖化の自然災害を受け、地震の災害を受け、絶対的安全はどこにも無いことを知ったと思いますが、もう一度お互いに認識をすることが必要では・・・
地球上に絶対的安全な状態が存在しないなら、火力発電を求める前に、もう一度原子力発電も見直しをすることもありかも・・・
しかし、いつも不思議に思うことですが、大きな災害が起きれば技術的知識を持たない外野的な人たちが無責任なコメントして事態を批判されることです・・・
本来、プロの技術者がコメントするべきところを、意見も聞かず茅野の外・・・
国民は無責任なメディアや有識者の意見を受け入れて間違った判断をして批判をすることに・・・
100%完全はあり得なく、常に改善をし続けるのが技術なのです・・・