どうかしてるなー・・・
関電高浜原発の運転に関し、福井地裁の樋口裁判長が原発停止の仮処分を出した・・・
どうもこの裁判官の判断はよく理解できないが、いかに裁判官と言えど、専門外の科学、技術の世界に対しては素人同然の知識や経験しか持たないと思うのだが・・・
自分が住んでる自宅の電気設備に関しても、全く危険か安全かさえ理解されずにいるくらいかと思う・・・
専門家がなぜいるのかと言えば、その専門知識や経験を得るためには、大変な時間と労力を必要とすることから、それぞれの技術や知識を提供してもらい、早く間違いの無い対応や対処をするためです・・・
私は電気設備工事の会社の経営者ですが、なぜ、従業員を沢山雇用しているかと言えば、それぞれの仕事に専門的な知識や経験を有する人を必要とするからです・・・
会社を経営するためには、税理士・労務士・司法書士・行政書士・弁護士など、それぞれの専門家にお願いしないと自分の知識だけではどうにもなりません・・・
しかるに、この裁判長は自分の専門以外の分野において、個人的な価値観から原発停止の仮処分を出したように思われ、裁判の公平性に何か違和感を覚えます・・・
科学や技術の世界は素人で判断をするのは大きなリスクを伴うもの、危険を言えばキリがなく、飛行機は落ちるもの、船は沈むもの、電車は脱線するもの、自動車は衝突するもの、想定外のことを予測することが出来るなら、世界の経済において、常に100%勝ち続けることが出来る・・・
そのような能力と力を持つ者はゴッドとも呼ばれる神しかいないはず・・・
100%安全を保障されている世界なんて、あまりにも非現実的で馬鹿げた世界でしかない・・・
我々は日々原発以上に様々な危険と対峙して生きているのにな・・・明日の命さえ保障されていませんよ・・・
人間は自分に取って大切なものを失う怖さを覚えるからこそ、 努力が出来るもの・・・