電気による様々な事故は・・・

近年、電気と言うものの恩恵を受けない人はいないくらいと言ってもいいのではないでしょうか・・・

しかし、電気を事業として、プロの立場で扱う我々専門業者、もしくは技術者は、電気の怖さ、便利さを嫌と言うほど知っています・・・

日常において、空気を吸うが如く、使って当たり前、安全であって当たり前・一般的にこんな感覚でしょうか・・・

10月17日、弊社では今日、技術、工務の担当者に対し、高圧受電設備の工事を行う時の安全に対する対策のため社内研修を実施致します・・・

講師は社長の私が行います・・・^^

弊社は高圧受電設備の工事を行う件数がとても多く、工事が時には深夜になることもあります・・・

受電設備の工事は、6600Vもしくは22000Vと言う高電圧の受電設備の停電工事になりますので、工事をしている社員が無事に帰社するまで、社長として、一度として気の休まることはありません・・・

何事もなく、工事を終えて全員が無事に帰社してくれますと、あーあ、やれやれと気持ちが安らぎます・・・^^:

プロとして仕事をしているのですから、安全には最善の対策を講じ、施工をするのは当然と言えます・・・

しかし、高圧であれ、低圧(100V、家庭用)であれ、電気と言うエネルギーはとても危険なものなのです・・・

最近、九州で病院の火災事故があり、多数の入院患者様がお亡くなりになりましたが、原因は電気器具の配線材の経年劣化が原因と言われているようです・・・

どのような機器、資材にも経年劣化が進みますから、必ず寿命があるものなのです・・・

昨今、不況が続き、電気設備業者として気になっていることは、法人の事業所でも役所でも、電気の点検費用をいかに安く対応してくれる業者はいないかと、コストを下げる努力をされます・・・

しかし、業者に安いコストで依頼しますと、当然手抜き、もしくは質の悪い技術者で対応されます・・・

やはり、それなりの費用を掛け、信頼出来る業者を選定し、依頼されることをお勧め致します・・・

信頼出来る業者は、万一の事態が生じても誠意を持って保障対応出来る体制を整えています・・・

皆様のご自宅でも同じ危険性は十分にあるのですから、まず、ご自宅の電気器具などの使用状態を再度見直しすることをお勧め致します・・・

目で見て、危険そうだな思えば使わない、素人修理や配線は絶対にしない・・・

不安に思えば電気工事業者やメーカーに相談をしてみることです・・・

地域の専門業者なら一般的に見積は無料対応してくれます。

電気をより安全に、便利に、快適に使用するためには日常において電気は危険なものと認識することが大切です・・・

とりあえず、本日、 従業員に安全作業をしてもらうための基本的な研修を行うことが出来ました・・・

ほんとはもっとじっくり取り組みをしたいと思うのですが、時間の制約もあり、なかなか思うに任せないのが実情です・・・

昔タイプの職人気質の人は、なぜか自分のことしか考えていないようで、人を育てる意識が薄弱です・・・

でも、今の時代は大きく変化をし続けているのですから、その流れに沿ってお互いに助け合うことが必要ですね・・・

もし、自分の孫が可愛いと思うなら、今の若い世代を育成する努力を私と一緒に取り組みをして、次はその育てた人たちに自分の孫の世代の面倒をみてもらえるようにしてくれたらと思うのですが・・・