選挙になるといつも
地方選挙、国政選挙などが始まるといつものことですが、とても多くの政党、議員候補
首長候補の陣営やご本人から応援の依頼を受けるのが通例のようになっています。
多分、私が種々の団体において役員をさせていただいていることをご存知だからだと思います。
よく、貴方は将来議員に立候補するために沢山の団体役員を引き受けているのではないかと言われますが、全く的を得ていません。
誰かが引き受けないといけない事情があり、それが私になっただけです。
引き受けると一生懸命やらないと気が済まない性格が中途半端なことで済まなくなってしまうのが本人に取って多忙を生み出してしまう結果になり、大変です。
少しでも社会のためになればと思う次第ですが、そんなことから、応援する方を選ぶのも人間性と責任感を判断の基準にしています。
応援すると決めたら本気で取り組みをしますからこれもしんどいことです。
ところで、いつも思うのですが、議員の皆さんや候補の皆さんは政策を掲げて立候補するのですが、なぜ行政の職員の皆さんを無視して自分の政策を訴えるのかよくわからないのです。
職員の皆さんの機嫌を取ってもらいたいのではないのです。
自分の公約を実現するためには、行政の職員の皆さんが十分な能力を発揮出来る職場環境を整えることがとても重要だと思うのです。
公務員の皆さんは教育も十分に受けた優秀な人材だと思います。
しかし、ほとんどの場合、その能力を存分に発揮する環境が整えられていないように思われます。
我々会社の経営者は従業員がいかに十分な能力を発揮出来る状態を作るか絶えず苦労をしていますが、議員の皆さんは公務員を敵にしているのか、それとも手足と考えているのか、自分の良きパートナーとして考える意識が非常に希薄だと思います。
もし、公務員の皆さんが市民や県民、国民のためにと言う意識を持って楽しくやりがいのある仕事と認識してくれるような働きかけをするならその効果は非常に大きな変化と成長への力になるのではと思う次第です。
選挙を通じて我々は広い視野を持ち、そのようなリーダーシップに長けた議員さんを選びたいものですね。