なんだ、そんなことかと思われても(^。^)
20年以上に渡り、何でやろうと考え続けていたことがある日突然理解出来ました。
夢、目標、目的、経営理念、経営指針、戦略などの言葉やその内容を成文化することが経営者として生きるためにも必要だと教えられ、または、多くの著名な経営者や経済学の話や著書などから学ぶことになりました。
その結果、様々な理由や理論と共に、それを明確にすることが自分の人生を豊かにすることも経営者として多くの人をリードすることが出来ることも 確かによく理解できました。しかし、なぜそのようなことを明確にする考え方になったのかとても不思議で、根本的な理由を知りたくて考え続けていました。
今年の正月、新年を迎え、お酒を飲みながら食事を楽しんでいる時に突然ふと思い出したようにひらめいたのですが、それは「本来人間の心はとても弱く様々な要因でいともたやすく変化しやすいものだと」
ただそれだけのことが理解できたことで、ずいぶん心が軽くなったような気持ちになりました。そうなのです。全ての人間は心、つまり生命力とも言えるかもしれませんが、「弱い」と言う前提があれば、ではどうすればそれを強くすることが出来るのかと考え、心を強くするために対策を立てれば良いと思います。
人が本当に、悩み苦しんだ場合、不思議ですが、胸にある心が痛い、折れるこのような表現を出来るくらい心が実在することを実感されたひとは非常に多いのではないかと思います。つかみ所の無い、形も定まらない不思議な人間の心は本来非常に変化しやすい弱いものだと思います。
経営者も人間なので、当然精神的に行き詰まり悩み苦しむことが多々ありますが、経営者にとっては理念、経営指針戦略、規則など様々な手法を利用し、その弱い心をサポートする必要があると言えるのかも知れません。また、多くの人々にとって、夢や目標を明確に掲げる事が弱い心のサポート方法かもしれません。更に考えれば、宗教や音楽、家族や恋人の愛情などはその弱い心に強いエネルギーを与え、逞しい生命力を得る方法かも知れません。人間には常に心を優しく、厳しくサポートするものが必要といえるのではないかと感じた次第です。
なんだ、そんなことかと思われるかも知れませんが私は単純に、すごく気持ちが楽になりました。私は本来とても心の弱い人間だと自分自身を理解出来たのですから(^。^)