LED照明器具の取り組み方
CO2削減を目的に、省エネに目覚めたのか、最近急激にLED照明器具や球の開発販売が激化しています。しかし、あまりにも様々な業者が入り乱れて営業をしていますので、必ずしもユーザーに取って良いことばかりではありません。
お客様が基本的に損をしない対応の仕方を考えて見ましたので参考にしていただければと思います。
一般的に、LEDはまだかなり高額な物で、一度に取替をすると大変な費用になる場合が多く、また、一度設置しますと平均4万時間と言う点灯寿命のため、条件によりますが7年間から10年以上継続して使用することになります。
LED照明が話題になり始めて、具体的に皆さんが注目し始めたばかりの現在は、あらゆる業者がビジネスとして取り組みを始めています。
しかし、一般的に4万時間も経過して使用された実績はほとんどありませんので、今後の使用状態により、トラブルの発生も予測されることです。次に、この2年から3年の間には技術革新や海外も含め、参加メーカーの増加などにより、急激にかなりのコストダウンが予測されることです。
業者として、お客様に一度に設備投資を勧めますと、結果的にあわててなんと高い買い物をしてしまったものかとお叱りを受けることにもなりかねませんので、高所で球換え費用が高くつく場所や、24時間点灯させているようなところなど、十分に経済的効果を検討されることをお奨め致します。
ところで、蛍光灯の照明器具も非常に省エネ効果の高い製品も開発されており、例えば、現在の40wx2灯用の器具を40w1灯用の器具に換えて同等の照度を得られるような照明器具も販売されています。
事業所などのようにコスト面や作業場の照度面から考えるなら現在は,
ぜひこのような器具を選ばれることをお奨めしたいと思います。
あわてず、じっくりと取り組みをされることが大切で、くれぐれも、強引に営業販売をされる業者には十分に気をつけて下さい。