経済学者の能天気さは・・・

26年6月18日神戸新聞紙面にて・・・
独協大学教授、かの有名な[もりながたくろう]氏曰く、「少子高齢化が進んで国が衰退する中でも、国民がゆったり暮らしていくと言う選択肢が考えられてもいいはずだ」・・・

この人の意見の裏には自分は十分に資産を蓄えており、どのような状態になっても自分だけは困らないという条件が約束されているようです・・・
日本は世界の中で経済競争を続けているという経済の大原則を忘れて平和ボケしてしまったのかしら・・・

企業は社会から常に変化を求められており、その変化に対応していける、していく企業だけが存続を許されているのです・・・

電気代の値上げ、医療費の値上げ、健康保険費の値上げ、経済的弱者は誰がフォローするのでしょうか・・・

私は経営者として常に従業員の生活の安定と労働条件の改善に取り組みをしていますが、少しでも努力を怠れば倒産もしくは廃業の憂目にあってしまいます・・・

お金が天から降ってくるとでもおもっているのか、もりながたくろう氏も経済感覚が狂ってきたのかしらねー・・・

少子高齢化により、衰退した国にゆとりを楽しむ余裕は無く、金持ち以外の日本国民は生きるためにそれこそ死に物狂いにならざるを得ないのでは・・・

こんな後ろ向きの経済学者に記事を提供してもらう新聞社は読者に何を求めているのでしょうかねー・・・